【テーマ:近現代の徳政令①】デノミネーション・預金封鎖

(1)新円切替と預金封鎖の概要

1946年2月17日 新円切替

金融緊急措置令および日本銀行券預入令 により預金封鎖を行い、従来の円(旧円)強制的に銀行へ預金させた。

・1946年3月3日付で旧円のうち5円以上の紙幣の流通を差し止め、一世帯月の引き出し額を500円以内に制限した。

・上記の際に、旧円一円券を除いてすべて無効となった。

*ご参考:当時の小学校教師の初任給がおおよそ月額50円といわれております。現在が20万円程度と考えると、旧1円4000円程度でしょうか。

②①と同日に臨時財産調査令

・国民の資産を調査する法令。

当時の新聞より

当時の銀行の様子

(2)ポイント

旧円には「日本銀行兌換券」の記載がある。

新円は「A号券」と呼ばれる

Currenciaさんのサイトに詳しいデザインがございます。

③当時は、日銀の新円発行が間に合わず、そのつなぎとして、旧円に証紙を添付し、新円の代わりとしました。

※本記事は投資助言ではありません。

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